2019年07月16日更新

シルバーアクセサリーの起源と歴史

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美しい輝きと加工のしやすさから世界中で多くの人を魅了する銀。その歴史や起源、装飾品として用いられた文明などをご紹介します。

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シルバーの起源:太古から伝わる銀

シルバーアクセサリー 歴史

シルバーアクセサリーの歴史はとても古く、遡ること実に5000年にも及びます。最も古くは紀元前3000年頃古代シュメールの都市ウルで銀を素材にして作られた宝飾品が発見されています。

当時は葬儀などで故人と共に墓標に産められる埋葬品として使用されていました。しかし彼らがどのように銀を抽出加工したのかは明らかになっていません。

明確な記録のある銀の採掘は紀元前2500年頃カルデア人が現トルコ周辺の鉱山で行い 鉱石から銀を抽出する技術を初めて獲得したと言われています。

アメリカ大陸では紀元前1,000年頃より銀の加工技術が培われ始めた。

アジアでは紀元前200年ころ中国移民が朝鮮へ製造技術を伝えたと言われています。その後日本にも技術は伝わったが江戸時代に至るまで大きな普及には至りませんでした。

日常生活で使われていた銀

銀の起源や文明

銀は多くの用途に用いられてきました。紀元1世紀頃のインダス文明では容器として銀が使われ始めました。3世紀にはローマ帝国の貨幣が鋳造されはじめました。そしてイギリスのペニー貨の鋳造は760年頃より始まりました。

今日多くのシルバーアクセサリーの素材となっているシルバー925(銀と他の金属を割金して強度を増したもの)はイングランド王ウイリアム1世が世界で初めて採用したものです。

その名の由来は、ヘンリー2世の時代に銀貨を鋳造していた『スターリング家』が源と言われています。そのためシルバー925は別名『スターリングシルバー』と呼ばれるようになりました。

宝飾品、アクセサリーとしての銀

16世紀、コスタリカ系インディアンは、銀細工師として高い芸術性を持つようになりました。17世紀、ニューヨークのアメリカインディアンの種族は、ヨーロッパの銀貨を宝飾品に変え始めました。

叩き出し、浮き彫り、焼きなまし、金銀線細工などの現在の銀細工技術の始まりとなりました。19世紀になり、銀の宝飾品は採掘精錬技術の進歩のために、より手頃で身近になりました。

電気メッキが発明されたのもこの頃です。 ティファニーが銀器の生産を始めたのは1850年代の中頃です。

私達が普段なにげなく身につけているシルバーアクセサリー。起源や歴史を知るといつもよりちょっと重く感じます…。私だけ?

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